shiga

林業の仕事

滋賀県の森林・林業

県土の半分を占める森林が支える琵琶湖の未来

滋賀県といえば「琵琶湖」を思い浮かべる人が多いかもしれません。たしかに琵琶湖は面積約670平方キロメートルを誇る日本最大の湖ですが、実は滋賀県の県土全体の約6分の1に過ぎません。むしろ県土を大きく占めているのは森林で、その割合はおよそ半分にのぼります。滋賀県の森林は、県土のおよそ半分を占めており、豊かな自然環境を支えています。特に重要なのは、これらの森林が琵琶湖の水源となっている点です。琵琶湖は滋賀県民だけでなく、関西地域の多くの人々の生活用水や産業用水の供給源であり、その水を育む森林は「緑のダム」とも呼ばれるほど、大切な役割を担っています。

滋賀県の森林は、スギやヒノキなどの人工林と、ブナやコナラなどの広葉樹林が混在しています。人工林は戦後に多く植えられ、現在では伐採や間伐、植林といった手入れが必要な時期に入っています。適切に管理されなければ、森林の力が弱まり、水源としての機能も低下してしまいます。そのため、林業の果たす役割は非常に大きく、特に琵琶湖の水質保全の面からも重要視されています。

滋賀県では「琵琶湖森林づくり県民税」などの取り組みを通じて、森林の保全と林業の振興を進めています。また、林業に関わる担い手の育成にも力を入れており、未経験者向けの研修制度や、就業支援の仕組みも整っています。県内には地域密着型の林業事業体も多く、自然と共に働きたい人にとっては学びながら成長できる環境が整っています。

これから林業を目指す人にとって、滋賀県の森林で働くことは、単に木を伐る仕事ではなく、琵琶湖という日本最大の湖の水を守り、地域社会や環境を支える大きな使命を担うことでもあります。自然の恵みに感謝しながら、人と森の未来をつなぐ仕事に、ぜひ挑戦してみてください。

琵琶湖が大きく見える?
林業の始め方

WANTED

今、森林資源の適切な管理や次世代
への継承のために、現場では新たな
人材が強く求められています。